幌延町小学校社会科副読本「ほろのべ」
66/74

安あん政せい4明めい治じ元  2 111523283264いつ1875・松まつ浦うら武たけ四し郎ろうが天て塩しお川をさかのぼり、内ない陸りく調ちょう査さをしたときの「天塩日記」や地図の中に 「トイカンベツ」「タカヤシク」(上幌延)「ホロムイ」「オトンルイ」などの地名が記される。・江え戸ど時代の終わり、「明治」の世になる。・えぞ地を「北海道」とあらためる。・天塩国に、幌延、天塩、遠別、沙さ流る(豊とよ富とみ)の4村ができる。・天塩の戸こ長ちょう役やく場ばがおかれ、幌延は、これに入る。・問寒別の天塩川沿いの一部が御ご料りょう地ち(皇こう室しつの財ざい産さん)となる。・幌延町の戸こ数すう3戸、13人が住すむ。・大阪の長なが門と勇ゆう輔すけ氏らがサロベツ原野に本ほん願がん寺じ農のう場じょう(幌延町の草分け)を開く。 (この年を幌延町の開かい基きとする)・法ほっ華け宗しゅう農場に小こ作さく農のう90戸、375人が入地する。 私し学がっ校こうも開く。(旧きゅう上幌延小学校の前身)・大おお曲まがり(字幌延)付近に商しょう店てんができる。・大曲農場(本願寺農場)に西田三郎管かん理り人にん入地。・幌ほろ延のべ神じん社じゃ祭まつりがはじめて行われる。・オトンルイに駅えきてい所じょができる。・本願寺農場に私学校を開く。(幌延小学校の前身)・本願寺私学校が幌延第だい一いち簡かん易い教きょう育いく所じょ(幌延小学校)となる。・上幌延に幌延郵ゆう便びん局きょくがおかれる。・問寒別御料地に遠えん藤どう椛かば太た郎ろうらが入地する。(問寒別の草分け)・幌延に巡じゅん査さちゅうざい所ができる。・久く保ぼ善よし蔵ぞう氏らが下エベコロベツ原野に入植。(北進の草分け)・幌延村外一ケ村戸長役場が大曲(現:元町)にできる。初代戸長、兵ひょう藤どう新しん吉きち・下村付近が大火か事じになり、駅てい所など焼やける。・問寒別山火事発はっ生せい、2000ha(㌶)焼ける。・トイカンベツ特別教きょう授じゅ所を開く。(問寒別小学校の前身)・問寒別神社ができる。1868186918781882189018951899190033190119021903343536190437190519061907190919103839404243191144・問寒別大水害。上幌延、下沼、下エベコロベツでは山火事発生。・天塩川、雪どけの水があふれる大洪こう水ずいとなる。・下沼駅てい所ができる。・北海道演えん習しゅう林がおかれる。1912191245大正元できごと幌延町のあゆみ

元のページ  ../index.html#66

このブックを見る