狂犬病情報
狂犬病について
狂犬病(病原体:狂犬病ウイルス【Rabies virus】)
感染経路・感染状況- 感染した犬、猫、アライグマ、キツネ、スカンク、コウモリなどに咬まれたりして、唾液中のウイルスに感染する。
- 日本では、1957年以降発生していないが、アジア、アメリカ、ヨーロッパなどの外国では、今でも発生があり、世界で多数の人々が死亡している。
病気の特徴・症状
- 人
- 平均30日の潜伏期間のあと発症。初期は風邪に似た症状で、咬まれた部位に知覚異常が見られる。不安感、恐水症、興奮、麻痺、錯乱などの神経症状が現れ、数日後に呼吸麻痺で死亡する。発症してしまうとほぼ100%死亡する。
- 犬
- 平均3週間の潜伏期間、初期は情緒不安定、行動異常を示す。その後、興奮状態、攻撃的となり、咽喉麻痺、流涎、吠声の異常、咬みつき等を呈する。やがて麻痺期に入り、起立不能、痙攣を呈し、全身麻痺で昏睡死する。
予防法など
- 人
- 発生国に旅行する場合には、事前にワクチン接種を行う。
- 感染動物に咬まれた場合には、できるだけ早く医療機関で受診し、患部を洗浄し、ワクチン接種等を受けることが必要。
- 犬
- 万一の発生に備え、日本では飼い犬に必ず年1回、ワクチンの予防接種を受ける。
- 飼い犬は市町村で登録する。
- 犬などの輸入については、検疫等の必要な措置を受ける。
最終更新日:2016年07月14日
発信元: 住民生活課 生活環境グループ
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