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ハイヤー運賃等助成制度について

幌延市街地区とその周辺で、日常生活で移動にお困りの方を対象に、ハイヤー利用運賃等を助成することで、暮らしやすいまちづくりを進めます。

制度概要

利用カード(見本)

電子チケット(利用券)が記録された利用カード

幌延市街地区及び周辺集落で、日常生活の移動が困難な高齢者等にハイヤー運賃等を助成することで、日常の移動手段を補完し、暮らしやすいまちづくりを進めます。

【制度の特徴】
無くしやすい紙チケットは使用せず、保険証サイズの利用カードに付与された電子チケット(利用券)を使ってご利用いただきます。

1.対象者
助成制度の対象となる方は、幌延町内に在住する在宅者で、次の方です。
70歳以上 すべての方が対象
70歳未満 運転免許証を持たない方又は自家用自動車を保有しない方で、
・身体障害者手帳の交付を受け入ている方
・療育手帳の交付を受けている方
・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方
・特定医療費(指定難病)受給者証の交付を受けている方
・運転免許証を自主返納した方
・運転免許証の更新を行わず失効し自家用自動車を保有していない方
※施設入所者は除きます

2.利用可能ハイヤー事業者
天塩ハイヤー株式会社(幌延)

3.利用範囲
幌延市街地及び幌延周辺集落(問寒別地区を除く)

4.利用用途
限定ありません

5.利用時間
ハイヤー事業者様の営業時間内(7時~23時)

6.利用方法
(1)事前のお手続き
ア.役場へ申請:対象可否判定
●申請に必要なもの
・ご印鑑
・本人確認書類(保険証など)
・対象確認書類(障害者手帳など)
イ.利用カード交付:助成を受けるための自己負担額相当分の電子チケット(1枚当たり100円の利用券)が記録されています

(2)ハイヤー利用
ア.電話予約:通常のハイヤー利用と同様です
イ.ハイヤー乗車:利用カードを提示して車両に備え付けのタブレットで利用情報を読み込みます
ウ.ハイヤー移動
エ.ハイヤー降車:タブレットで表示された自己負担額(現金)と利用カード内のチケット(自己負担額と同額分の利用券)を支払います
●ご留意事項
・運賃等と自己負担額は必ず利用者が確認してください
・利用カード内のチケット(利用券)は、電子的に減算されます
・ご自身のチケット(利用券)残数を運転手に確認してください

(3)その他
ア.世帯構成に変更があった場合は、変更申請書を提出してください
イ.対象でなくなった場合は、利用カードを返還してください
ウ.利用カードを他人に譲渡しないでください
エ.利用カードは年度末で利用できなくなります
オ.年度ごとに新たなカードが交付されます

自己負担額

自己負担額は、ハイヤー運賃区分(A~E)に応じてお支払いいただき、同額相当分のチケット(利用券)が利用カードから減算されます。
※制度の見直しを行い、令和5年4月1日から次のとおり運賃等の改正を行いました。見直しにより、郊外から市街地などの利用回数が増え、自己負担が減ります。
 ハイヤー運賃区分 幌延市街地から想定区間  自己負担額  チケット(利用券)  町助成額
 A:初乗り(720円)~ 
1,000円未満
 幌延市街地内  100円  1枚 ハイヤー運賃等から自己負担額を控除した額




 
 B:2,000円未満  幌延(郊外)、上幌延、北進、トナカイ牧場  200円  2枚
 C:3,000円未満  同上、開進、下沼  300円  3枚
 D:4,000円未満  同上  400円  4枚
 E:4,000円以上       同上、ビジターセンター、雄興 500円  5枚
※町の助成可能範囲を超えた場合、超えた部分は全額自己負担となります

チケット(利用券)交付枚数

1.チケット(利用券)交付枚数
チケット(利用券)は、1枚の額面を100円とする自己負担額相当分の電子チケットで利用カード内に付与され、交付枚数は、居住地と世帯構成ごとに区分されます。
概ねの居住地区 世帯構成 チケット(利用券)
年度枚数 利用可能自己負担額
幌延市街地区及び問寒別地区(雄興除く)  単身世帯に属する方  36枚/人・年度  3,600円
 複数世帯に属する方  24枚/人・年度  2,400円
上記以外(幌延周辺集落)  単身世帯に属する方  84枚/人・年度  8,400円
 複数世帯に属する方  56枚/人・年度  3,600円
※複数世帯は、チケット(利用券)共有利用を想定し単身世帯より少なく設定しています
※問寒別地区は、幌延市街地区内での利用を想定しています
※幌延周辺集落は、自宅から幌延市街地区利用を想定し加算しています
※令和3年度交付枚数は上記の半分となります

2.年度途中で対象となった方、申請された方に対するチケット(利用券)交付枚数
(1)年度途中で対象となった場合
対象となった月から年度末までの月数を月割としたチケット(利用券)交付枚数となります。
(計算式)
チケット(利用券)交付枚数=年度枚数÷12×助成対象月数
※小数点以下端数は切り上げ
(例)
対象と
なった月
右欄に
乗ずる式
交付枚数区分(人・年度)
4月
(12月分)
12/12月 年度 36枚 24枚 84枚 56枚
6月
(10月分)
10/12月 月割 36×10/12=30
30枚
24×10/12=20
20枚
84×10/12=70
70枚
56×10/12=46.6
47枚
9月
(7月分)
7/12月 36×7/12=21
21枚
24×7/12=14
14枚
84×7/12=49
49枚
56×7/12=32.6
33枚
12月
(4月分)
4/12月 36×4/12=12
12枚
24×4/12=8
8枚
84×4/12=28
28枚
56×4/12=18.6
19枚

(2)申請が遅れた場合
対象となった月から遅れて申請した場合のチケット(利用券)交付枚数は次のとおりです。
・対象となった月か申請のあった月の属する四半期初月のいずれかの遅い月から年度末までの月数を月割としたチケット(利用券)交付枚数
(例)
本来対象
となった月
(a)
申請月
(b)
(b)の属する
四半期初月
(c)
対象月数
(a)と(c)のいずれか遅い月数から年度末までの月数
(d)
年度枚数
※36枚の場合
(年度枚数×(d)/12)
 
5月
(11月分)
8月 7月
(9月分)
(c)が開始月
9月分
36×9/12=27
27枚
11月
(5月分)
12月 10月
(6月分)
(a)が開始月
5月分
36×5/12=15
15枚

  • 制度のお知らせ
    制度のお知らせ1
  • 制度のお知らせ
    制度のお知らせ2

利用者アンケート調査について

よりよい仕組みを検討するため、ご利用者を対象としたアンケート調査を実施しました。

アンケート内容は次の添付ファイルのとおりです。
・実施時期:令和4年3月下旬~5月下旬
・対象者:ハイヤー運賃等助成制度利用者
・調査方法:カード年度末更新時に配布し、返信用封筒による郵送又は持参提出
・配布回答数等
配布数 回答数 回答率
220件 114件 51.8%

【アンケート結果】
アンケート結果は次のとおりです。

問1では、ご利用者本人について、それぞれの項目ごとに質問し、次のような結果となりました。
(1)居住地
回答者の居住地は、「幌延市街地区」が70.2%で最も多く、次いで「幌延周辺地区」(15.8%)、「問寒別地区」(2.6%)と続いています。

(2)世帯構成
回答者の世帯構成は「夫婦世帯」が41.2%で最も多く、次いで「単身世帯」(33.3%)、「家族(親子等)と同居」(17.5%)と続いています。

(3)性別
回答者の性別は、「男性」が27.2%、「女性」が64.9%となっています。
  • 居住地
    問1(1)居住地
  • 世帯構成
    問1(2)世帯構成
  • 性別
    問1(3)性別
問2では、ハイヤー助成制度について、それぞれの項目ごとの満足度とその理由を質問し、次のような結果となりました。

(1)制度開始についていかがですか
制度開始について、「満足」(70.2%)、と「やや満足」(13.2%)を合わせた『満足』が83.4%、「不満」(0.9%)と「やや不満」(0.9%)を合わせた『不満』が1.8%、「普通」が11.4%となっています。
居住地別にみると、幌延市街地区のほうが問寒別及び幌延周辺地区と比べて「満足」の割合が高いほか、世帯構成別にみると、単身世帯と夫婦世帯では「満足」の割合にあまり差がありませんでした。
回答の理由については、「雪道の時期は安心感があった」や「足が悪いので助かっている」、「もう少し早く欲しかった」などの回答がありました。

(2)チケット枚数はいかがですか。
チケット枚数について、「満足」(51.8%)と「やや満足」(20.2%)を合わせた『満足』が72%、「不満」(0.9%)と「やや不満」(0.9%)を合わせた『不満』が1.8%、「普通」が16.4%となっています。
居住地別にみると、幌延地区のほうが幌延周辺地区及び問寒別地区と比べて「満足」の割合が高いほか、世帯構成別にみると単身世帯の「満足」の割合が最も高くなっています。
また、性別で比較すると男性よりも女性の「満足」の割合が最も高くなっています。
『不満』と回答した理由については、「家族と同居のために枚数が少ない」や「枚数は制限すべきでない」などの回答がありました。

(3)自己負担額はいかがですか。
自己負担額について、「満足」(64.9%)と「やや満足」(7.9%)を合わせた『満足』が72.8%、「不満」(0.9%)と「やや不満」(1.8%)を合わせた『不満』が2.7%、「普通」が16.7%となっています。
回答の理由については、「無料が一番いいが100円でもいいでしょう」や「安すぎると思う。200円からのスタートでも良かったのでは」などの回答がありました。
  • ハイヤー助成制度について
    問2(1)ハイヤー助成制度
  • チケット枚数について
    問2 (2)チケット枚数
  • 自己負担額について
    問2(3)自己負担額
問3では、ハイヤー助成制度開始前と後に比べてハイヤーの利用回数に変化があったかについて質問し、次のような結果になりました。
「利用回数が増えた」と回答した中でも幌延市街地区にお住まいの方の割合が高い結果となりました。
制度開始後のハイヤー利用回数

問3 制度開始後のハイヤー利用回数

問4では、ハイヤー助成制度ができてこれまでの移動手段の利用頻度に変化があったかを質問し、次のような結果になりました。

(1)自分の自家用車
自分の自家用車の利用頻度が「変わらない」が31.6%、次いで「利用しない」が26.3%、減ったが6.1%となっております。
「減った」と回答した中では、夫婦世帯の割合が高く、単身世帯では自家用車を利用しない割合が高くなっています。

(2)同居する家族の自家用車
同居する家族の自家用車の利用頻度が「変わらない」と回答したのが33.3%、次いで「利用しない」が24.6%、「減った」が9.6%となりました。
世帯構成別でみると、「減った」と回答した中では夫婦世帯の割合が高い結果となりました。

(3)知り合いの自家用車
知り合いの自家用車の利用頻度が「変わらない」が15.8%、次いで「利用しない」が43.9%、「減った」が7.9%となっております。
世帯構成別でみると、家族(親子等)世帯で多くの方が「減った」と回答しています。

(4)ハイヤー
ハイヤーの利用頻度が「増えた」が46.5%、次いで「変わらない」が27.2%、「利用しない」が11.4%となっています。
居住地別でみると、「幌延市街地区」にお住まいの方の多くが「増えた」と回答しています。
また、世帯構成別でみると「単身世帯」の方の多くが「増えた」と回答しています。

(5)患者輸送車両(火・金下沼方面運行)
患者輸送車両の利用頻度について、「利用しない」が51.8%で最も多く、次いで、「変わらない」が3.5%となっています。

(6)スクールバス(住民乗車できます)
スクールバスの利用頻度について、「利用しない」が53.5%で最も多く、「増えた」及び「減った」はともに0.0%でした。

(7)鉄道
鉄道の利用頻度が「変わらない」との回答が31.6%で最も多く、次いで「利用しない」が30.7%、「減った」が2.6%となりました。

(8)自転車
自転車の利用頻度について、「利用しない」が37.7%と最も多く、「変わらない」が25.4%、「減った」が7.9%となりました。

(9)徒歩
徒歩の頻度について、「変わらない」が43.0%で最も多く、次いで「減った」16.7%、「利用しない」が9.6%となっております。
  • 自分の自家用車
    問4(1)自分の自家用車
  • 同居する家族の自家用車
    問4(2)同居する家族の自家用車
  • 知り合いの自家用車
    問4(3)知り合いの自家用車
  • ハイヤー
    問4(4)ハイヤー
  • 患者輸送車両
    問4(5)患者輸送車両(火・金下沼方面運行)
  • スクールバス
    問4(6)スクールバス
  • 鉄道
    問4(7)鉄道
  • 自転車
    問4(8)自転車
  • 徒歩
    問4(9)徒歩

問い合せ先・担当窓口

保健福祉課 福祉グループ(申請窓口)

住民生活課 企画政策課 企画政策グループ(制度運用)

最終更新日:2023年03月31日

発信元: 住民生活課 企画政策課 企画政策グループ(制度運用)