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地籍調査について

地籍調査とは?

地籍調査とは、土地の基礎調査であり、一筆ごとの所有者・地番・地目・境界を明らかにし、その結果に基づいて地籍図と地籍簿を作成する仕事です。

この調査は国土調査法に基づく高度な体系のもとに行いますので信頼できる結果が得られる事になります。
皆さんの土地の正しい位置・形状・地番・地目・面積を明確にするための調査で、この調査が完了しますと土地管理はもとより、公共事業をはじめ、各事業の推進に役立つことになります。

また、天災等で境界標が失われても正しく復元することができ、大切な土地を護ることが出来ます。

幌延町の地籍調査

幌延町は昭和58年度、字下沼から始まり。国有林、演習林、国立公園。大社有林、湖沼、河川を除く全町総面積574.51平方キロメートルの39.26%にあたる225.54平方キロメートルを調査して、平成15年度で完了いたしました。

調査完了後は法務局で登記される土地移動の処理を行うことで、いつも最新の土地の情報を提供出来るようにしております。

地籍調査はこんなことに役立ちます。

●土地の正確な位置境界がよく解らない
土地の境界がはっきりせず、隣接者との境界紛争になることがあります。
地籍調査をしていると境界紛争が未然に防止できます。

●公共事業がなかなか進まない。
事業計画の決定や用地買収等に時間を要し、事業が遅延する場合もあります。
地籍調査をしていると境界確認作業が簡単にできるため、道路、河川改修、下水道事業等の円滑な実施が出来ます。

●災害復旧に時間がかかる。
災害後、土地の境界が分からなくなり、復旧が遅れることがあります。
地籍調査をしていると境界杭の位置は、地球上の位置と結びつけられているため、境界の復元が容易となります。

●土地の売買が円滑にできない
土地を売買する場合に境界が不明だったり、登記簿と実際の面積が違うなど、トラブルの原因になることがあります。
地籍調査をしていると登記所の地図と現地が一致し、土地の売買、分合筆が容易にできます。

最終更新日:2011年03月19日

発信元: 農業委員会