令和5年度住民懇談会「といかん本音トーク」
持続可能な地域集落づくりに向けて、地域自らが願い考える地域のあるべき姿を総合的に示す「地域づくりビジョン」を策定するため、地域全体で地域の将来像を共有して作り上げ、地域全体で地域のまちづくりを考えます。
集落支援対策「地域コミュニティ形成事業」について
住民懇談会「といかん本音トーク」は、集落支援対策「地域コミュニティ形成事業」の一環で実施しており、事業の詳細は専用ページをご覧ください。また、かわら版形式で事業内容などをお知らせする「といかんしんぶん」も専用ページでご覧ください。
令和5年度の取り組み
令和4年度に策定した「地域づくりビジョン」の各種基本計画(重点プロジェクト)の実現に向けた話し合い、地域運営の意識醸成、合意形成、実証に取り組みます。第1回といかん本音トーク開催!
●日時:令和5年4月25日(火)
・昼の部:13:30~15:30
・夜の部:18:30~20:30
●場所
・問寒別生涯学習センター 多目的ホール
●内容(予定):テーマ「今年度の取り組みに向けて!」
・令和5年度の取り組み方針について
・進行中の各種プロジェクトの進捗状況について
・といかんの行事・イベント予定について ほか
※内容は変更される場合があります
第1回といかん本音トークを開催しました!(報告)
より参加しやすい懇談会とするためにはどのような形式や方法、内容であったら良いかを話し合うとともに、令和4年度に策定した「地域づくりビジョン」について報告し、ビジョン内で掲げたプロジェクトの実現に向けて一歩ずつ進めていくことを確認しました。また、現在進行中のプロジェクトの進捗状況を報告・確認しました。今年度は各プロジェクトを行っていく上での活動拠点づくりを進めていくことを提案し、今年度前半は「地域づくりビジョン」におけるコンセプト図を作成し、その中心となる活動拠点ついて話し合いを進めていくことになりました。
第2回といかん本音トーク開催!
●日時:令和5年6月21日(水)
・昼の部:13:30~15:30
・夜の部:18:30~20:30
●場所
・問寒別生涯学習センター 多目的ホール
●内容(予定):テーマ「どうする!?といかん~このままでいいの!?といかんの地域運営~」
・「地域づくり講演会」で話を聞いてみて・・・
・「といかん・みんなの市」の振り返り
・といかんの行事やしごとを整理してみましょう
・といかんの活動拠点があったら・・・ ほか
※内容は変更される場合があります
第2回といかん本音トークを開催しました!(報告)
6/3開催の「といかん・みんなの市」を振り返り、次回開催時にやってみたいことや改善点などについて意見交換を行いました。 また、6/1開催の「地域づくり講演会」を振り返り、感想や危機意識の共有し、地域団体の活動等を洗い出しや見直しを行い、これまでやってきたことの重要性や意義を再確認し、活動の趣旨を大切にしながら「重ねる・間引く」ことを次回以降考えることになりました。
第3回といかん本音トーク開催!
●日時:令和5年7月11日(火)
・昼の部:13:30~15:30
・夜の部:18:30~20:30
●場所
・問寒別生涯学習センター 多目的ホール
●内容(予定):テーマ「どうする!?といかん(2)~これからの地域運営を考えよう!~」
・「といかん共同果樹園」のこれから(活動拠点の整備に向けて)
・地域活動の洗い出しと「重ねる・間引く・効率化」を考える
・夏の「といかん・みんなの市」開催に向けて ほか
※内容は変更される場合があります
第3回といかん本音トークを開催しました!(報告)
7/3開催の「といかん共同果樹園」のコスモス種まき・ブルーベリー植樹体験会を振り返り、感想や今後の情報共有の仕方などについて話し合いました。 また、8月下旬~9月上旬に開催予定だった「といかん・みんなの市」は9月2日(土)にフリーマーケットをメインとして問寒別生涯学習センターにて開催することで進めていくことになりました。
北総研石井氏から各団体でどれくらいの活動があるか、どの時期に活動が集中しているのか見える化した資料として仕事の棚卸し調査の結果を参加者に報告しました。
今後は資料を基に検討や各団体等にヒアリングを進めて状況を把握していくことになりました。
第4回といかん本音トーク開催!
●日時:令和5年8月22日(火)
・昼の部:13:30~15:30
・夜の部:18:30~20:30
●場所
・問寒別生涯学習センター 多目的ホール
●内容(予定):テーマ「どうする!?といかん(3)~地域運営を考えてみよう!~」
・地域活動の洗い出しと地域運営を考える
・夏の「といかん・みんなの市(フリマメイン)」開催に向けて
・「といかん共同果樹園」のこれから
・夏のイベント振り返り ほか
※内容は変更される場合があります
第4回といかん本音トークを開催しました!(報告)
7月から8月に行われた3つのイベントの振り返りを行い、開催の意義を確認するとともに、開催方法の工夫や効率化の方法などを整理していきました。また、それぞれ開催、運営の方法が違うことからどのやり方が地域に合うのか、新たな方法について検討しました。 また、「といかん共同果樹園」の状況や9月2日に開催予定の「といかん・みんなの市」の開催方法等について話し合いました。
第5回といかん本音トーク開催!
●場所
・問寒別生涯学習センター 多目的ホール
●内容(予定):テーマ「どうする!?といかん(4)~これからの運営方法!~」
・地域活動の洗い出しと地域運営を考える(地域に合った運営方法とは)
・夏の「といかん・みんなの市(フリマメイン)」の振り返り
・「といかん共同果樹園」について ほか
※内容は変更される場合があります
第5回といかん本音トークを開催しました!(報告)
9月2日(土)に開催された「といかん・みんなの市」の写真を見ながら振り返りを行いました。
また、参加者が日頃参加している団体や個人の地域活動や暮らしについて話し合いました。
第6回といかん本音トーク開催!
●場所
・問寒別生涯学習センター 多目的ホール
●内容(予定):テーマ「どうする!?といかん(5)~地域運営組織について考えてみよう!~」
・地域運営組織のご説明(期待すること、できること)
・秋の「といかん・みんなの市」について
・「といかん共同果樹園」について ほか
※内容は変更される場合があります
第6回といかん本音トークを開催しました!(報告)
10月28日(土)に問寒別町民文化祭と合わせて開催予定の「といかん・みんなの市」及び、「といかん共同果樹園」の冬囲いについて話し合いました。 また、検討を進めている地域運営組織について役場担当者から説明し、地域運営組織の設立によりできるかもしれないことや地域運営組織に期待することを話し合いました。
第7回といかん本音トーク開催!
第7回といかん本音トークチラシ
●場所
・問寒別生涯学習センター 多目的ホール
●内容(予定):テーマ「春からのといかん共同果樹園と地域おこし協力隊活動報告会」
・雪解け後の「といかん共同果樹園」について
・問寒別地域おこし協力隊活動報告会(集落支援・農業支援) ほか
※内容は変更される場合があります
第7回といかん本音トーク開催しました!(報告)
今年の「といかん共同果樹園」の作業内容、工程などを話し合いました。また、問寒別で活動している地域おこし協力隊員の令和5年度活動報告を聞き、意見交換しました。
「地域づくり講演会」を開催します!
地域づくり講演会
そこで、全国各地の地域運営や小規模多機能自治の取組、道内・幌延町内の人口や世帯構成の推移等、具体的なデータを基に、未来を見据えた地域の取組や考え方について学ぶ「地域づくり講演会」を開催します。
皆さんで、これからの地域のあり方を考えましょう!
○日時:令和5年6月1日午後6時45分~
○場所:問寒別生涯学習センター
○講師:川北 秀人(かわきた ひでと) 氏
・IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表者 兼 ソシオ・マネジメント編集発行人
「地域づくり講演会」を開催しました!(報告)
地域づくり講演会
問寒別で進める地域づくりについて、これまでの取組とこれからの予定などを町担当者から事例紹介などを交えて紹介し、地域づくりビジョンの考えかt、アンケート調査における効果的な手法、各種プロジェクトに対する提案などをいただきました。
その後の講演会では、まず、全国的な傾向とまちづくりの基本的な考え方が示されました。
○自治は、自分たちで決めて、自分たちで担うこと
人口より課題が増える時代や社会にあっては「これまで通り」のやり方では歯が立たず、柔軟に考え方ややり方を見直していく必要がある。
○「2つの高齢化」の深刻化
・人口減や小家族化などによる人の高齢化
・インフラ(ハコモノ)の高齢化
により、地域社会はますます人材不足、財政難に陥る。
また、国勢調査などの統計データなどを分析しながら、幌延や問寒別などの将来予測などが示されました。
○問寒別地区
・人口の総数、若手の減少は全国平均より「超々々高速」
・高齢者率は全国平均より「20年早い」
(2040年には)
・前期高齢者は7割減少していく
・後期高齢者は半減していく
・世帯数は3割減、独居世帯5割強で空き家が急増し、町内会長など地域の担い手が急減
・後期高齢者のみの世帯が10軒に1軒が6軒に1軒になり地域の負担がいよいよ増す
これらの将来予測から、今、地域の姿を見直さなければ負担過重となり、行事や会議の重ねる+間引くことが必須の課題であり、独居後期高齢者を念頭に健康づくり・福祉・防災・生活支援を一体的に展開することの必要性が示されました。
○これからのまちづくりに対する提案
人口減少、高齢化増への備えは、時間の使い方を変えるしか方法は無い。
・「団体ごとに行事」ではなく「地域のための機能・役割」への見直しにより、地域の変化を見越して事業と組織を進化させる
・行事の棚卸し:ますます「行事」から「事業」へシフトし福祉や経済に重きを置く
・会議の棚卸し:時間を最大限活用するため会議を棚卸しして、話すや調整する時間より、現場で動く時間を確保する
・組織の棚卸し:会の数だけ役があるので、会、団体、自主組織の部会は毎年白紙化してまとめる方向で簡素化を図る
将来、日本全体や地域がしぼんでいくという漠然としたイメージは抱いていましたが、具体的な数字で地域の未来の姿を示されたことに、大きな危機感を抱き、今、何かをしなければ…という強い動機付けを抱きました。
最終更新日:2024年07月16日
発信元: 住民生活課
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