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学校長あいさつ

校長室から

校歌歌詞一部
温故知新の心を込めた本校校歌の歌詞の一部です。今年度もその精神を大事に引き継いでいきます。

 和やかな春の訪れとともに、小学校に新1年生1名を迎え、問寒別小中学校の新年度がスタートしました。今年度は児童12名、生徒3名、合計15名の子どもが在籍しています。本校では、小学生と中学生が同じ校舎で学び、運動会や学芸会など大きな行事を一緒に行っています。  
 また、小学校と中学校それぞれに教職員が配置されていますが、小中の垣根を越えて、9年間の子どもの成長を全教職員で見取り、支援する体制が整っています。

 令和5年度に幌延町の教育目標が新しくなることを受け、本校でも令和4年度から学校教育目標の見直しを図りました。「自律」「尊重」「協働」をキーワードに、これからの時代に求められる子どもの姿と、子どもの実態に合った教育目標を設定するため、教職員で練り合い、案を作成しました。その後、保護者や地域の方々のご意見を聞き、再度検討して決定した学校教育目標です。現在、目標達成に向けて教職員で知恵を出し合い、特色ある様々な教育活動を展開しています。

 先行き不透明なこれからの時代において、どのような変化や困難があったとしても、物事をポジティブにとらえながら策を考え、周りの人の意見を聞いて力を合わせたり、助け合あったりしながら生きていく力が必要です。その力を子どもに獲得させるためには、その子にあった教育を展開する必要があります。本校は小規模校だからこその強みを最大限に生かし、一人一人の子どもと丁寧に向き合い、その子の良さを引き出しながら成長を促す教育活動を推進します。

 問寒別地区は、保護者、そして地域の方々が全員で子どもを育てていこうという風土が根付いている温かい地域です。この地域の教育力を最大限に生かしながら、子どもの笑い声が響く学校づくりを行っていきます。

 

幌延町立問寒別小中学校
校長 中村 智江

経営の基本理念